デビュー月115万・半年で200万美容師へ成長!若手だからこそ「髪ドラ」が武器になりました

導入事例

大阪/hair salon bern/スタイリスト/髙原佑典/2021年入社/Instagram@yusuke_bern

「カットをうまくなりたい!」
技術を磨くためにデザインサロンbernに入社

Q: 美容業界に入ったきっかけから教えてください

正直、すごい夢があって美容業界に飛び込んだ訳ではなくて。なんとなく昔から髪の毛のスタイリングをするのが好きで、という感じ。勉強は全然ダメだったんですけど、美容のことはすごい好きだったんですよ。「年収はこれだけいきたい」とか「売上をこれだけ持ちたい」っていうよりかは、「自分が上手くなりたいと思った技術をとことん突き詰めたい」という気持ちで入ったんです。目標とかは正直ありませんでした。

Q: 入社のきっかけを教えてください

専門学校2年生の頭に、(美容室bernオーナー)尾山さんと出会いました。僕自身、すごくカットが好きで、毎月、東京にカットの勉強に行っていたんです。でも、2年生になる手前でコロナウイルスが流行って、東京に行けなくなりました。就職も東京で考えてたんですけど、募集がなかなか無かったんです。そこで、大阪ですごくカットが上手い人を探していたら、たまたま尾山さんを見つけたんです。

Q: どのようにコンタクトを取り、学び始めたのですか?

最初はInstagramのDMでやり取りをしていたんです。でも、もっとカットを学びたかったので、LINEのビデオ通話で教えてもらうようになりました。ただ、ビデオ通話だと細かいことまで教えてもらうのが難しかったので、店舗に直接お伺いして、営業終わりにプライベートレッスンをしてもらいました。そのご縁で、入社を決めさせてもらいました。

Q: 尾山さんからどのような刺激を受けて、どんな決意をしましたか?

自分で切ったスタイルをよくInstagramのストーリーに上げていたんです。尾山さんもそれをフォローしてくれて、美容学生の技術について、「美容師からしたら全然だけど、磨けばもっと上手くなるのに、すごくもったいない」って言ってくれました。そのときは、尾山さんから話し掛けてもらって、勉強を始めました。

Q: 最終的にどのようにしてbernでのキャリアを選択しましたか?

もちろん、デザインカラーもやりたかったし、有名なお店で働きたいって気持ちもありました。東京や全国でカットが上手と言われるところで勉強もしました。でも、尾山さんのカットを見た時に、すごく感動して、これまでやってきた技術とは一味違う技術を見させてもらって。「全然東京に行かなくてもいいや」と思って、「ここ(bern)がいいな」と決めました。

Q: 入社当初、苦労した経験はありますか?

入ってすぐの半年はひたすらモデルを呼び続けて、最初は友達が来てくれたりしてシャンプーやスパ、カラー等とすんなり行っていました。ただ正直、モチベーションを維持することが難しかったです。入社したのが僕一人で同期がいなかったので。営業が終わりに、「よし、今からレッスンするぞ!」と言っても、最初は続くけれど、1人でやっていると途中で少しだれてしまったり・・・。技術的な苦労というよりも、「継続すること」のほうが僕には難しかったなという印象ですね。

Q: bernでは、どのように美容技術を学びましたか?

多くの場合、美容室に入社したら、最初は基本的にシャンプー、カラー、スパという教育の流れが一般的だと思います。でも、僕はカットが本当に好きで、尾山さんも「やりたいことをやりなさい」っていう教育方針で支えてくれました。だから、入社1ヶ月目からブローしたり、ウィッグカットしたりしていましたね。学ぶ順番にはあまり囚われず、自分のやりたいことを追求していました。

「新しい武器を手に入れた」
入社半年で髪質改善をスタート

Q: 髪質改善を始めたきっかけは何ですか?

「髪質改善をやってみる?」って尾山さんから提案されました。そのときは素直に「やりたいな」って思いました。
実は、モデルを呼んでやり始める前から、尾山さんのアシストとしてお客様の髪質改善を手伝っていて、そのときのお客様の反応が本当に良くて印象的でした。「自分もお客さんを喜ばせたい、綺麗にしたい」って強く思っていましたね。入社半年くらいで正式に「髪質改善をやってみないか」と言われたときは、「じゃあ頑張ります!」って素直に取り組めました。

Q: カットとは別の技術を行うことに、葛藤はありましたか?

髪質改善に取り組んで、カットを全くやらなくなるわけではなかったので、葛藤はありませんでした。カットのレッスンを続けながら、営業中の空き時間にモデルさんを呼んで髪質改善を実践していました。カットも上達したいし、髪質改善にも力を入れたいと思っていました。新しいスキルを手に入れたみたいで、とてもワクワクしていましたね。

Q: どのように集客し、髪質改善の技術を高めていったのでしょうか?

最初は仲のいい友達に来てもらって髪質改善メニューをして、ビフォーアフターをInstagramに載せていました。始めたばかりで完璧な写真はなかったんですが、不思議と毎日のように連絡が来て、アシスタントながらに売上を上げることができました。正直、なぜこんなに反響があるのかはわかりません(笑)。基本的にはInstagramで情報を発信して、そこから連絡を取り合って来店してもらう流れが多かったですね。

「お金をいただくことに慣れなさい」

Q: 髪質改善メニューの料金設定についてどう感じていましたか?

最初、髪質改善メニューは4,000円ぐらいで始めました。自分が美容室に行くときはカットだけで、大体5,000円払っていたので、それ以上の金額をお客様からいただくことにはすごく抵抗がありました。4,000円でも、もし時間がかかってもお客様が満足してくれたらそれでいいと思っていました。でも、尾山さんから「いつまでその価格でやるの?」って言われて、正直想像もできなかったし、正規の料金をいただくことには自信がなかったんです。

Q: 料金を正規価格にすることに葛藤はありましたか?

尾山さんから「お金をいただくことに慣れなさい」と言われ続けていました。4,000円でやり続けたら、スタイリストになった時に売上が上がらないって。尾山さんはそういうスタッフをたくさん見てきたから、そうなってほしくないという想いが伝わってきました。だから、徐々に料金を上げていくことに慣れるのも、最初は必死でしたね。

Q: 料金を上げた後のお客様の反応や、売上について教えてください。

技術が上がれば自信もつくし、料金も正規の価格になっていきます。大阪の梅田・福島界隈で一番高い髪質改善縮毛矯正を提供しているので、プレッシャーもありました。「商品も買ってあげる」と言われた時には、自分が提示した金額を見て気持ち悪くなることもありました。でも、デビューした初月には売上で100万円を超えることができて、これまで「美容業界で100万円を上げるのは難しい」と聞いていた中、それが大きな自信になりました。

Q: 髪質改善を始めたことで、気持ちの面で変化はありましたか?

仕事・売上に対する安心感です。
髪質改善を始めたことで、1年目の3月には30万円ぐらい売上を上げていました。当時、自分が店にとって負担にならないように、自分の給料分以上を稼ぐ必要があると感じていました。実際に店にとってマイナスになることはないと思いますが、自分がいることで店に迷惑をかけたくなかったんです。空いた時間にモデルを呼んで少しずつ売上を上げ、自分の給料分くらいは稼げるように努力していました。そうすることで店にいてもマイナスにならず、邪魔にならないと思って。なので、髪質改善で店に貢献できるようになったことで、安心感を持てるようになりました。

Q: アシスタント時代に売上を上げることは、珍しかったと感じますか?

はい、無料で働いているアシスタントも周りにたくさんいました。だから、金額をいただいて売上を上げることができたのは、アシスタントとしてはかなり珍しいことだったと思います。

Q: スタイリストになってから、料金設定はどのように変化しましたか?

スタイリストになって、アシスタント時代にいただいていたモデル価格から正規料金に引き上げました。今は縮毛矯正で35,000円+消費税で、合計38,500円をいただいています。アシスタント時代とは全然違う価格帯でサービスを提供しています。

Q: 髪質改善を提供して、お客様の反応は?

「髪ドラ」の髪質改善を始めてから実感したのは、お客様の悩みがこんなに深く、提供する髪質改善でこんなに喜んでいただけるということでした。
「髪ドラ」の髪質改善でいうと、微還元をさせていただく方とトリートメントさせていただく方とで分けています。
システムトリートメントなどにも、もちろん良さがあって、綺麗にはなるんですけれども、それではなかなか叶えられないお客様の層っていうのもいるのが事実です。カウンセリングで深掘りしていくと、微還元が必要なお客様がいることもよくわかって。実際、微還元をすることでお客様が喜ぶ姿を見ると、僕たちもとても嬉しかったので、「微還元」という言葉に最初から強く惹かれていましたね。

「徹底的にマニュアルに従うこと」が失敗しないコツ

Q: 結果が出せた要因をご自身で分析すると?

髪質改善や縮毛矯正を始めようと思った時、最初はどの薬剤を選べばいいのか全然わからなかったんです。ですが、「髪の弾力を見る」などのチェック項目がしっかりとあって、それを基に薬剤を選んでいます。自分の中でそれらをコントロールできていれば、「髪ドラ」のマニュアルに従ってお客様を綺麗にできるんです。これが最初から心強かったです。

マニュアルじゃない薬剤を使っていた時期もありましたが、技術が安定しなかったんです。上手くいく人もいれば、そうでない人も。でも、「髪ドラ」はマニュアル通りにするだけで本当に綺麗に仕上がるんです。それで技術も絶対安定していくと確信しています。だから、「今から髪質改善や縮毛矯正を始めたい」という人には、マニュアル通りにやってもらえれば、すぐに上手くなれると思います。

Q: マニュアルに沿った施術のメリットは何ですか?

今もマニュアル通りに施術しています。マニュアルに従うことで、たとえ失敗したとしても、何が悪かったのかが明確になります。それが逆にデータとなって蓄積されていき、「あのお客様の髪質はこうだったから、今回もこの方法で行こう」と具体的な対応ができるようになります。マニュアルに基づいて施術を行えば、失敗することはほぼないと自信を持って言えます

Q: 美容師としての自己成長についてどう思いますか?

僕自身も、美容師として、自分と同じような進み方をしている人って少ないと思っています。まだ23歳でこの技術を身に付けられたっていうのは、すごく自信にもなっています。

でも、逆に言えば、なかなかそういう経験が出来ていない子達も絶対いると思います。

同世代の美容師さんと話していても、よく出る話は美容室の不満。将来を見据えての会話というのがなかなか出来ていません。

でも、自分がスタイリストになった時に売上が上げられなかったら、なかなか生活もしんどいと思うんですよね、だから、もっともっと、悪く言えばお金にがめつく行って欲しいし、売上とか数字という部分にもっとこだわって欲しいと思います。

自分が売上を上げてお給料を頂いたときの未来とか、そういうのを見せていってあげられたらとすごく思いますね。

Q: 今後の展望について教えてください。

これからはインストラクターや講師としての活動も積極的にやっていきたいです。
サロンワークで自分が数字を上げること、そして外部で講習活動を行うこと。その二つをしっかりと両立させていけたらと思っています。自分自身も技術をさらに上げていかなければと思っていますし、もっともっと数字にこだわっていきたいです。

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