皆さん、お疲れ様です🙇♂️
髪にドラマを。インストラクターの前田です。
今回は、自分自身が「縮毛矯正の技術のみ」でお客様にアプローチしていた時の体験談をお話します。リピートや技術面での課題に直面した経験です。
僕は、約4年前に美容師としてデビューしました。当時は縮毛矯正に自信を持ち、その技術だけでサロンワークをしていました。その頃は、カウンセリングや将来のビジョンをお客様に伝えることがまだ上手くできていなかったのですが、どんな髪の癖やダメージにも対応して最高の仕上がりを提供できれば、お客様はリピートしてくれると信じていました。
実際、お客様は喜んでくれていて、僕も自信を持っていました。しかし、次回の施術を提案する力はまだ十分ではありませんでした。「髪質改善トリートメントを間に挟み、半年に一度縮毛矯正をすると良いですよ」という提案だけでは、期間通りにサロンを訪れるお客様が少なくなりました。中には、他店で縮毛矯正をして満足いかなかった後、再び私に直してほしいと連絡してくる方も増えました。
初めは、「また綺麗にしますので、楽しみにしていてください」と自信を持って対応していました。しかし次第に、うまくいかない施術の履歴が増え、クオリティを維持することの難しさと修正時の負担を実感しました。施術時間も多くかかり、正直しんどかったです💦
お客様に理由を尋ねたところ、「半年経っても髪の状態が良好だったので、半年に一度の施術で良いと考えて期間が空いてしまいました」「金額の面で、リタッチなら他店でも良いと思いました」との声がありました。こうした意見から、まるで便利屋さんのように捉えられているなと感じました。
もちろん、自信を持って乗り越えようと思いましたが、施術の履歴を重ねることができなければクオリティは徐々に落ちていく一方でした。施術時間とリスクが増え、リピート率も下がる一方で、かなり苦労しました🥲
こうした経験から、その後はカウンセリングを徹底しました。お客様が定期的にサロンを訪れる理由や、施術に意味を持たせる方法、綺麗を維持するための大切さを伝えることの重要性を学びました。今では、同じ金額であっても根本のみを矯正し、その根本から毛先まで美しくする方法をお客様に伝えることができます。このアプローチのおかげで、多くのお客様にリピートしていただき、サロンワークを楽しむことができています。
カウンセリングの重要性については、別の機会に詳しくお話しします。しかし、この経験から学んだ教訓は、技術だけでなく、美しい髪への道筋をお客様と一緒に作り上げ、共に歩むことが真の喜びにつながり、リピートに繋がるということです😊
そのため、僕たちはカウンセリングを徹底しています☺️
髪にドラマを。インストラクター
前田拓哉
BISCO hair
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